実績が1件か2件しかない時期に届く依頼は、重さが違います。断ったら次が来ないかもしれない。 そう思うと、条件が合っていない依頼でも受けてしまいます。
検索して出てくる断り方の記事は、たいてい「どんどん断るべき」と書いてあります。それは、断ったあとの受け皿を持っている人の話です。他に案件がある、常連の相手がいる、相場の感覚がある。そのどれも無い段階では、同じ助言はそのまま使えません。
この記事は、文例から始めません。判断の順番から始めます。 何と書くかは、受けるか断るかを決めたあとの話だからです。
こんなふうに調べていませんか
- 実績が少ないので、依頼を断ったら次が来ないのではと不安になる
- 条件が合っていない気がするが、何をもって合っていないと言えるのか分からない
- 断るときにどう書けば、関係を壊さずに済むのか知りたい
この記事を読み終えたときに手に入るもの
- 受ける・条件を変えて受ける・断るの3つに分けて判断できるようになります
- 断りにくさの正体を分解して、打ち手を選べるようになります
- 断ったあとに何を残せば次に活きるかが分かります
結論30秒でわかる、この記事の結論
- 選択肢は受けるか断るかの二択ではありません。条件を変えて受けるという3つ目があります。
- 断りにくさは1つの感情ではなく、次が来ない不安・値ごろが分からない・相手の反応が読めないの3つが混ざっています。
- 実績の量に関わらず、取引の条件が出てこない依頼は保留にして構いません。相手側に条件を示す義務があります。
話を進めながら、未経験から目指している七海さん、副業で案件を回している明石さん、答える側の鈴木さんのやり取りを差しはさみます。
01実績薄い副業Webマーケターは、依頼の断り方をどう決めるんですか?
七海さんまだ1件しか実績がないので、来た依頼は受けるしかないと思っています。
鈴木さん受けるしかない、と思った時点で選択肢が二つに減っているんですよ。 実際には三つあります。そこを増やすだけで、断る回数はむしろ減ります。
結論から書きます。断り方を決める前に、出口を3つに分けてください。
- そのまま受ける。 条件が合っていて、時間も取れる場合
- 条件を変えて受ける。 範囲や期日を調整すれば成立する場合
- 断る。 条件を変えても成立しない場合
多くの人は1つ目と3つ目しか見ていません。そのため「受けるか、関係を切るか」という重い選択になります。
2つ目を持つと、判断が軽くなります。合わない部分を1つ挙げて、変えられるか聞くだけです。断るかどうかを決めるのは、その返事を見てからで足ります。
2020年から2025年の案件獲得データを見ると、案件を獲得した卒業生の70%以上が2案件以上に届いています(出典: 社内集計)。最初の1件で進路が固定されるわけではないということです。
この章のまとめ
実績が薄い段階でも、受ける・条件を変えて受ける・断るの3つで見てください。二択にすると判断が重くなります。
02実績薄い段階の副業Webマーケターが、断り方に迷うのはなぜですか?
「断りにくい」は1つの感情に見えますが、中身は3つに分かれます。 分けると、打ち手が変わります。
1つ目は、次の依頼が来る見込みが無いことです。手元に依頼が1件しかなければ、それを失うことは全部を失うことに近く見えます。
2つ目は、その依頼が妥当かどうか判断できないことです。比べる相手がいないので、条件が厳しいのか普通なのかが分かりません。
3つ目は、断ったあとに相手がどう出るか読めないことです。評価に響くのか、二度と連絡が来ないのかが見えません。
打ち手はそれぞれ違います。
- 1つ目には、依頼の入口を増やすという打ち手があります。断り方の問題ではありません
- 2つ目には、自分の下限を自分で出すという打ち手があります
- 3つ目には、断り方そのものが効きます。関係を残す形で伝えられます
この記事が扱えるのは、主に2つ目と3つ目です。 1つ目は入口を増やす話なので、案件の探し方の記事に譲ります。
2つ目については、自分の下限を出す手順が『Webマーケター副業、案件単価の実額データと初回価格の判断軸』にあります。比べる相手がいなくても、自分の作業時間からなら線を引けます。
入口の数そのものは、受ける案件の形にも左右されます。単発を先に置くか継続を先に置くかは『副業Webマーケター、単発案件から始めるか継続案件から始めるか』で扱っています。
3つの層は、実績が増えると同じ速さでは消えません。先に軽くなるのは1つ目で、依頼が複数来るようになると自然に薄れます。
2つ目は自分で手を打たないと残ります。 比べる相手が増えても、自分の下限を出していなければ判断はできないままです。
3つ目はほとんど消えません。 相手がどう出るかは、実績が何件あっても読めないからです。だからここは、伝え方の側で手当てします。
依頼の入口を広げる話は『Webマーケター副業の初案件、5段階で進める実務ロードマップ』で扱っています。
この章のまとめ
断りにくさは3つに分かれます。入口の問題・判断の問題・伝え方の問題を混ぜないでください。
03副業Webマーケターは、受けるか断るかの前に何を見るんですか?
明石さん依頼文を読んだ時点で、なんとなく受ける方向に気持ちが傾いてしまいます。
鈴木さん読んだ直後は、いちばん判断が甘くなる瞬間なんですよ。 声をかけてもらった嬉しさが乗っているので。見る順番を決めておくと、そこに流されずに済みます。
判断の順番を決めます。依頼文を読んだ瞬間に受けるか断るかを決めないのがこつです。
見る順番はこうです。
1つ目に、条件がそろっているかを見ます。 何を、いつまでに、いくらで、どこまで直すか。この4つが書かれていない依頼は、判断のしようがありません。
2つ目に、時間が取れるかを見ます。 本業の予定と重ねて、実際に作業できる時間があるか。
3つ目に、自分が扱える内容かを見ます。 できないことを受けると、相手にも自分にも損が出ます。
4つ目に、支払いの条件を見ます。 いつ支払われるか、どんな形で受け取るか。
この順番が大事です。 条件がそろっていない段階で「受けるか断るか」を考えると、想像で判断することになります。
この章のまとめ
判断は条件・時間・内容・支払いの順で見ます。条件がそろう前に決めないでください。
04実績薄い副業Webマーケターでも、断ってよい依頼の型は何ですか?
実績の量に関わらず、受けないほうがよい依頼の形があります。腕前の話ではなく、進め方の話です。
次のどれかに当てはまる依頼は、実績が1件でも、断る側に寄せて構いません。
- 作る範囲が最後まで決まらない。 聞いても「やってみないと分からない」と返ってくる形
- 直しの回数が決まらない。 納めたあとに何度でも直すことになります
- 支払いの時期が示されない。 いつ受け取れるかが分からないまま作業が始まります
- できない内容を求められている。 受けたあとに困るのは、相手も同じです
- 確認の質問に答えが返ってこない。 始まってからのやり取りも同じ調子になります
5つ目が見落とされやすいところです。 契約前のやり取りは、その後のやり取りの見本になります。返事が来ない段階で受けると、作業中も同じことが起きます。
割に合わない依頼の見分け方そのものは、実績が増えた段階を前提に別記事で扱っています。この記事は、比べる相手が少ない段階に絞っています。
この章のまとめ
断ってよいのは進め方が決まらない依頼です。実績の量とは関係がありません。
05副業Webマーケターが条件を変えて受けるときは、どう切り出すんですか?
3つ目の出口を使う場面です。合わない部分を1つだけ挙げて、代案を添えます。
順番はこうなります。
まず、受けたい意思を先に置きます。 これが無いと、断りの連絡として読まれます。
次に、合わない箇所を1つだけ挙げます。 複数並べると、条件の交渉ではなく難色として受け取られます。
そして、代案を添えます。 「期日を1週ずらせるなら対応できます」「範囲をここまでに絞れば今の期日で出せます」という形です。
最後に、いつまでに返事がほしいかを書きます。 相手の側も予定を組んでいるので、期限があると動きやすくなります。
代案が無いと、相手は判断できません。 「難しいです」だけを返すと、断りの連絡になります。
相手が条件を動かせないと返してきた場合は、そこで断る側に移ります。このとき、断る理由はもう決まっています。 提示した条件では受けられないと、すでに伝えてあるからです。
この流れは、いきなり断るより角が立ちません。 相手の側も、こちらが受けたいと思っていたことを知っているためです。関係を残したまま次に進めます。
この章のまとめ
条件を変えて受けるときは、合わない箇所を1つだけ挙げて代案を添えます。複数挙げると難色として読まれます。
06実績薄い副業Webマーケターの断り方は、いつまでに返すのが良いんですか?
内容と同じくらい、返す速さが印象を決めます。実績が薄い段階では、ここがいちばん安く積める信用です。
断る場合でも、早いほうが相手は助かります。 別の人に頼み直す時間が残るからです。
- 受けられないと分かった時点で返す。考えがまとまるのを待たない
- すぐに決められない場合は、いつまでに返すかだけを先に返す
- 断る理由をまとめる時間がほしいときも、返事が遅れる連絡は先に出す
2つ目が使いやすい手です。 「明日中に返事いたします」と送るだけで、待たされている状態が終わります。
逆に、返事を出さずに時間が過ぎるのがいちばん損です。断ったことにはならず、印象だけが悪くなります。
この章のまとめ
断る内容でも、早く返せば印象は保てます。決められないときは、返事の期限だけ先に伝えてください。
07副業Webマーケターの断り方は、どんな順番で文にするんですか?
ここで初めて文の話をします。順番は決まっています。
- 声をかけてもらったことに触れる。 1文で足ります
- 受けられないという結論を先に置く。 探させないためです
- 理由を短く1つだけ書く。 複数書くと言い訳に読まれます
- 次につながる一言を添える。 関係を残す場合のみ
理由の書き方には注意が必要です。具体的すぎると、相手はそこを埋めようとします。 「時間が取れない」と書けば、期日をずらす提案が返ってくるかもしれません。
それが望みなら良い流れです。そうでないなら、理由は状況として書きます。 「現在お受けしている作業との兼ね合いで」といった形です。
短い例を挙げます。そのまま使うためではなく、順番を見るための例です。
ご依頼をいただきありがとうございます。 今回はお受けすることが難しく、辞退させていただきます。 現在進行中の作業との兼ね合いで、ご希望の期日に間に合わせられないためです。 別の機会にお声がけいただけましたら幸いです。
4行しかありません。 実績が薄い段階で長い文を書くと、かえって不自然に見えます。
営業文の組み立て方は『実績ゼロのWebマーケター副業、最初の営業文はどう書くか』で扱っています。断りの文も、発注側が読む順番に沿って組み立てる点は同じです。
この章のまとめ
断りの文は感謝・結論・理由1つ・次の一言の順です。理由を長く書くほど言い訳に近づきます。
08実績薄い副業Webマーケターが、断り方で使わないほうがいい言い方は何ですか?
七海さん正直に「まだ実績が浅くて」と書くほうが誠実だと思っていました。
鈴木さん誠実さの向きが少しずれてしまうんです。 相手が知りたいのは今回の条件が合うかどうかで、あなたの経歴の評価ではないんですよ。書く場所を変えると伝わり方が変わります。
言い方によっては、断ること以上のものを相手に伝えてしまいます。実績が薄い段階でとくに起きやすい形を並べます。
- 「まだ実績が浅いので」 — 断る理由が自分の能力になってしまいます。次の依頼も来にくくなります
- 「力不足で」 — 同じ形です。今回の条件の話ではなく、人の話になります
- 「もっと勉強してから」 — いつ声をかければよいか、相手に分かりません
- 「金額が合わないので」だけ — 条件の相談ができる場面でも、その道が閉じます
共通しているのは、条件の話を自分の評価の話にすり替えていることです。断る理由は、条件が合わなかったことで足ります。
言い換えるとこうなります。
| 使いがちな言い方 | 言い換え |
|---|---|
| まだ実績が浅いので | ご希望の内容に沿った進め方をご提案できないため |
| 力不足で対応できません | 今回の範囲は私の対応できる形から外れるため |
| もっと勉強してから | 現在お受けしている作業の状況が変わりましたら、改めてご連絡します |
| 金額が合わないので | ご提示の条件では作業時間の確保が難しいため |
右側はどれも、条件の話にとどまっています。 人の評価に触れていません。
この章のまとめ
断る理由は条件の話にとどめてください。自分の力量を理由にすると、次の依頼も来にくくなります。
09一度受けた副業Webマーケターの案件は、途中でも断り方があるんですか?
受けたあとに無理だと分かる場面は、実績が薄い段階でこそ起きます。引き受けた時点の見積もりが甘かったというだけのことです。
降りるなら早いほど負担が小さいのは、断る場合と同じです。相手が頼み直す時間が残るからです。
伝えるときは、次の3つを含めます。
- どこまで進んでいるか。 途中まででも渡せるものがあれば示します
- なぜ最後まで届かないか。 状況として短く書きます
- これからどうしたいか。 部分的に渡すのか、全部を戻すのか
3つ目を書かずに謝罪だけを送ると、相手は次の動きを決められません。
ただし、契約の内容によっては、途中でやめることに条件がついている場合があります。契約書に解除の定めがあるなら、そこを先に読んでください。判断が必要なときは専門家に相談する道があります。
受けた責任は残ります。 この記事は「途中で降りてよい」と勧めるものではなく、降りざるを得なくなったときに何を伝えるかを扱っています。
この章のまとめ
途中で降りるときは、進み具合・理由・これからの案を伝えます。早いほど相手の負担は小さくなります。
10副業Webマーケターが依頼を断ると、何を失うんですか?
明石さん断ったほうがいい依頼だと分かっていても、手が止まります。
鈴木さん止まるのは自然なんですよ。 実際に失うものがあるからです。そこを見ないふりをして「断るべき」とだけ言われても、納得できないと思います。両方を並べてから決めましょう。
断ってよい理由ばかりを並べるのは不誠実です。失うものもあります。 両側を見てから決めてください。
断ると失うものを並べます。
- その依頼そのもの。実績が1件増える機会が消えます
- 声をかけてくれた相手の記憶。次に思い出してもらえるかは分かりません
- 相手の社内で紹介される可能性。会っていない人にはつながりません
断らないと失うものも並べます。
- 使える時間。合わない依頼に取られると、他が受けられません
- 条件を決める習慣。1度受け入れた条件は、次も基準として持ち出されます
- 仕上がりの質。無理な条件で受けた作業は、良い形で終わりにくい
どちらが重いかは、状況によって変わります。 依頼が1件しか無いなら前者が重く、すでに動いている案件があるなら後者が重い。
この記事は「どんどん断れ」とは書きません。 実績が薄い段階では、その助言はそのまま使えないためです。
この章のまとめ
断ることにも失うものがあります。両側を並べてから決めてください。 一方だけを見ると判断を誤ります。
11フリーランス法は、実績薄い副業Webマーケターの断り方にどう関係しますか?
制度の話をします。断る判断の後ろ盾になる部分があります。
業務委託の取引を対象にした、フリーランス・事業者間取引適正化等法という制度があります。厚生労働省は、勤め先に雇用されたまま副業として業務委託を受ける人も、この制度でいう特定受託事業者にあたると案内しています(出典: 厚生労働省)。
ここから言えることが2つあります。
1つ目。 発注する側には、業務委託をした際に取引条件を明示する義務があります。条件が出てこない依頼を保留にするのは、自然な行動だということです。「教えてもらえますか」と聞くのは、遠慮する場面ではありません。
2つ目。 報酬の支払期日についても定めがあります。支払いの時期を確認することも、同じように普通のやり取りです。
この法律は、実績の量で扱いを変えていません。 1件目の人にも、何十件も受けている人にも同じように及びます。
制度の詳しい適用条件は、公正取引委員会と厚生労働省の公式情報で確認できます。この記事は制度の解説ではなく、断る判断の材料としてどう使えるかだけを扱っています。
この章のまとめ
条件が示されない依頼を保留にするのは、制度の側から見ても自然な行動です。実績の量は関係ありません。
12断ったあとの副業Webマーケターは、何を記録に残すんですか?
断って終わりにすると、次に同じ場面が来たときにまた一から悩みます。残しておくと、判断が速くなります。
残すのは4つです。
- どんな依頼だったか。 内容・期日・条件を短く書きます
- 何が引っかかったか。 断る決め手になった1点です
- どう伝えたか。 送った文をそのまま控えておきます
- 相手の反応はどうだったか。 返信の有無と内容です
2つ目が、自分の基準になります。 何件か貯まると、自分が何を受けられないのかが言葉になります。
4つ目は、不安を減らします。 断ったあとの反応を記録しておくと、次に断るときの見通しが立ちます。実際には、丁寧に断った相手から後日また声がかかることもあります。
記録は長くなくて構いません。 依頼ごとに数行で足ります。
貯まってきたら、時々まとめて読み返します。読み返すと、同じ理由で断っている依頼が見えてきます。
同じ理由が並んでいるなら、それは自分の基準として固まってきた合図です。募集を探す段階でその条件を先に確かめれば、断る回数そのものが減ります。
逆に、理由がばらばらのままなら、まだ基準が固まっていません。その段階では、断る文の巧拙より、条件を聞く癖のほうが効きます。
この章のまとめ
断ったあとに依頼・引っかかり・伝え方・反応の4つを残します。これが自分の基準になります。
13実績薄い副業Webマーケターが断り方を決めるとき、最後に見る一覧は何ですか?
依頼への返事を出す前に見る形にまとめます。一つでも空欄があれば、その返事はまだ早いという使い方をしてください。
- 条件がそろっているかを聞いたか。 聞かずに断ると、判断の材料が無いまま決めたことになります
- 条件を変えて受ける道を検討したか。 二択にしていないか
- 断る理由を条件の話にとどめたか。 自分の力量を理由にしていないか
- 返す期限を守れているか。 遅れるなら、遅れる連絡を先に出したか
- 記録に残す準備をしたか。 送った文を控えたか
この5つが埋まっていれば、断ったあとに後悔しにくくなります。 埋まらないうちに返信すると、あとで「あれでよかったのか」が残ります。
実績が増えてきたら、同じ一覧を使いながら基準を上げていきます。 受けられる条件は、案件をこなすほど自分の側で決められるようになります。
この章のまとめ
返事の前に5つを確かめてください。空欄があるうちは、判断の材料がまだ足りていません。
14よくある質問
実績が少ない副業Webマーケターでも案件を断っていいですか
断って構いません。ただし出口を二択にしないでください。条件を変えて受けるという3つ目を持つと、断らずに済む依頼が出てきます。進め方が決まらない依頼や、確認の質問に答えが返ってこない依頼は、実績の量に関わらず断る側に寄せて構いません。
断るときはどんな順番で文を書けばいいですか
声をかけてもらったことに触れ、受けられない結論を先に置き、理由を短く1つだけ書き、次につながる一言を添えます。理由を長く書くほど言い訳に近づきます。実績が薄い段階では、短い文のほうが自然に読まれます。
一度引き受けた案件を途中で断ることはできますか
状況によります。契約の内容に解除の定めがあれば、そこが先です。伝えるときは、どこまで進んでいるか、なぜ最後まで届かないか、これからどうしたいかの3つを含めてください。
早く伝えるほど相手の負担は小さくなります。判断が必要なときは専門家に相談する道があります。
「実績が浅いので」と理由に書くのはだめですか
避けたほうが無難です。条件の話が自分の能力の話にすり替わり、次の依頼も来にくくなります。断る理由は、今回の条件が合わなかったことにとどめてください。「ご希望の内容に沿った進め方をご提案できないため」のように、条件の側で書けます。
断ったら評価が下がりますか
仲介の場を使っている場合、評価の仕組みはサービスによって違います。契約前の辞退と、契約後の途中解除では扱いも変わります。共通して言えるのは、返事が早いほど相手の負担が小さいことです。連絡せずに時間が過ぎるのがいちばん印象を損ないます。
条件を確認すると、面倒な人だと思われませんか
取引の条件を示すのは発注する側の役割です。確認は普通のやり取りとして扱われます。むしろ、確認の質問に答えが返ってこない相手のほうを警戒してください。契約前のやり取りは、始まったあとのやり取りの見本になります。
断ったあと、同じ相手から次の依頼は来ますか
来ることもあります。丁寧に断った相手から後日また声がかかる例はあります。可能性を残したい場合は、断りの文に次につながる一言を添えてください。ただし社交辞令として書くと、次に受けられないときに困ります。
何件くらい実績があれば、断りやすくなりますか
件数で線は引けません。断りやすさを決めるのは実績の数ではなく、他に依頼の入口があるかどうかです。入口が増えると、1件を失うことの重さが下がります。断り方を磨くより、入口を増やすほうが効く場面があります。
15まとめ|今日やる3つのこと
実績が薄い段階の断り方は、文例を覚えることではありません。判断の順番を持つことです。
今日この順でやります
いま手元にある依頼を、受ける・条件を変えて受ける・断るの3つに仕分ける
二択にしていないかを確かめます
断る決め手になりそうな条件を、自分の言葉で1つ書き出す
これが自分の基準の最初の1行になります
過去に断った依頼があれば、依頼・引っかかり・伝え方・反応の4つを思い出して書く
次の判断が速くなります
AI検索では、こう聞かれています
実績が少ない副業Webマーケターでも案件を断っていいですか?
「実績薄い副業Webマーケターでも、断ってよい依頼の型は何ですか?」の章で説明しています
断るときはどんな順番で文を書けばいいですか?
「副業Webマーケターの断り方は、どんな順番で文にするんですか?」の章で説明しています
一度引き受けた案件を途中で断ることはできますか?
「一度受けた副業Webマーケターの案件は、途中でも断り方があるんですか?」の章で説明しています
次に読むなら、この記事です