応募ボタンを押したあと、多くの人が同じ検索をします。「書類選考 通過率」。知りたいのは、自分が普通なのかどうかです。何件出して何件返ってこないのが当たり前なのか、その線が見えないまま数だけが増えていくのは、かなりきついものです。

ところが調べると、出てくる数字がそろいません。半分くらいと書いてある記事もあれば、3割と書いてある記事もある。年代で違うと書いてあるものもある。

同じ言葉なのに、数字が合わない。 ここで多くの人が、自分の受け止め方のほうを間違えます。

数字が合わないのには理由があります。そのどれもが、違う人たちを分母にして数えた率だからです。この記事は、その分母をほどくためのものです。書類選考の通過率と内定率が何を測っているのかを分け、外の数字をどう読むか、そして自分の数字を自分で数える方法までを順に整理します。

こんなふうに調べていませんか

  • 「書類選考 通過率」で調べたが、記事によって数字がばらばらで、どれを信じていいか分からない
  • 返ってこない応募が続いていて、自分の書き方が悪いのか、応募先の選び方が悪いのか切り分けられない
  • スクールや会社が出している「内定率」を、書類選考の通りやすさとして読んでいいのか迷っている

この記事を読み終えたときに手に入るもの

  • 通過率という数字が、誰を分母にした数字なのかを見分けられるようになります
  • 内定率と書類選考通過率を取り違えずに読めるようになります
  • 外の平均に頼らず、自分の通過率を自分で数えられるようになります

結論30秒でわかる、この記事の結論

  • 書類選考の通過率と内定率は、分母も分子も違う別の指標です。同じ「通りやすさ」の話として並べられません。
  • 世の中の通過率がそろわないのは、数え方が間違っているからではなく、分母がそれぞれ違うからです。
  • 外の平均より、自分の応募を段階ごとに記録した数字のほうが、次の一手を決める材料になります。
同じ言葉なのに、数字がそろわない理由つまずくのは、率ではなく分母のほうです同じ言葉なのに、数字がそろわない理由言葉二つの指標が混ざっている出口の数字を、入口の通りやすさとして読んでしまう分母誰を数えた率か書かれていない自分に当てはめられないまま比べてしまう記録手元に自分の数字がない比べる相手が、他人の平均しか残らない鈴木さんつまずくのは、率ではなく分母のほうです
同じ言葉なのに、数字がそろわない理由 — つまずくのは、率ではなく分母のほうです

この記事では、未経験からWebマーケターを目指して応募を始めた若葉さんと、すでに何度か採用側の書類を見てきた高梨課長のやり取りをはさみながら進みます。

01Webマーケターの未経験転職で、書類選考の通過率はなぜ見つからないんですか?

七海さん
七海さんの発言

「Webマーケター 未経験 書類選考 通過率」で調べたんですが、Webマーケターに絞った数字がどこにも出てこなくて。

鈴木さん
鈴木さんの発言

出てこないと思います。職種と経験の有無で切った通過率を、そもそも誰も集計していないんですよ。

まず、この記事がいちばん最初に伝えたいことを書きます。Webマーケターの未経験転職に絞った書類選考の通過率は、WEBMARKSの社内にも集計がありません。

書類選考の通過率を出すには、応募した数と、書類が通った数の両方を、同じ人たちについて数え続ける必要があります。ところが転職活動の記録は、応募した本人の手元にしか残りません。応募先の企業は自社に来た応募しか見ていませんし、支援する側も、通った知らせは受け取れても、返信の無かった応募までは把握しきれないことが多くなります。

検索して出てくる通過率は、そのほとんどが職種を問わない転職全体の数字です。営業も事務も技術職も混ざった集計であり、Webマーケターだけを取り出したものではありません。未経験に絞ったものでもありません。

全部の応募を知っているのは、出した本人だけだから、この率はどこにも集まりません全部の応募を知っているのは、出した本人だけだから、この率はどこにも集まりません応募した本人に見えるもの出した応募のすべて返事が来なかった応募出した経路のちがい分母をそろえられる唯一の場所企業や支援する側に見えるもの自社に届いた応募だけ通ったと連絡した分だけ見えない応募があるので分母が閉じない
全部の応募を知っているのは、出した本人だけ — だから、この率はどこにも集まりません

この章のまとめ

Webマーケターの未経験転職に絞った書類選考の通過率は、そもそも集計されていません。見つからないのは探し方の問題ではありません。

02書類選考の通過率と内定率は、Webマーケター転職で何が違うんですか?

数字を読む前に、言葉を分けます。ここが混ざると、あとの話が全部ずれます。

書類選考の通過率は、応募した数のうち、書類が通った数の割合です。選考の入り口だけを切り取った数字になります。

内定率は、選考活動を進めた人のうち、最終的に内定を得た人の割合です。書類も面接も全部くぐり抜けたあとの、出口の数字です。

この二つは、分母も分子も違います。書類選考の通過率は「応募の数」を分母にします。内定率は「活動した人の数」を分母にします。

片方は応募という出来事を数え、もう片方は人を数えているわけです。単位が違うものを、同じ「通りやすさ」として並べることはできません。

二つの指標は、測っている区間が違います入口を測る率と、出口を測る率です二つの指標は、測っている区間が違います入口を測る率と、出口を測る率です1応募するここが書類選考の通過率の分母2書類が通るここまでが入口。通過率はここで閉じる3面接に進む内定率はここも含めて数える4内定が出るここが内定率の分子。人を数える
二つの指標は、測っている区間が違います — 入口を測る率と、出口を測る率です
見るところ書類選考の通過率内定率
分母応募した数選考活動をした人の数
分子書類が通った数内定を得た人の数
数えているもの出来事(応募)人
上がるとうれしいこと書類が読まれる回数が増える活動が実を結ぶ
下がったときに疑うところ書き方・応募先の選び方面接・条件の合わせ方

この章のまとめ

二つは似た言葉ですが、片方は出来事の割合、もう片方は人の割合です。混ぜると、自分の状況の読み違いが起きます。

03Webマーケター転職で見かける通過率は、誰を分母にした数字なんですか?

外の記事に出てくる通過率がそろわない理由は、ここにあります。どれも計算は正しく、分母だけが違います。

分母の違いは、だいたい次のところで生まれます。

一つ目は、対象にした人の範囲です。転職支援サービスの登録者だけを数えた集計と、自分で応募した人まで含めた集計では、母集団がまるで違います。支援を受けた人は書類を見てもらってから出しているので、通りやすい側に寄ります。

二つ目は、数えた期間です。採用が活発な時期と、募集が絞られている時期では、同じ人が同じ書類を出しても結果が変わります。

三つ目は、経験の有無です。経験者を多く含む集計と、未経験だけの集計では、当然ちがう数字になります。多くの調査は、この二つを分けていません。

四つ目は、職種の混ざり方です。転職全体の集計には、慢性的に人が足りない職種と、応募が集まりやすい職種が両方入っています。

率が違うのではなく、集めた人が違う計算はどれも正しく、母集団だけがずれています率が違うのではなく、集めた人が違う計算はどれも正しく、母集団だけがずれています書かれている率実際に数えた相手転職者の通過率職種を混ぜた集計。求人の集まりやすさが違う登録者の通過率出す前に見てもらった人だけの集計年代別の通過率経験を持つ人が多く混ざった集計去年の通過率募集の出方が今と違う時期の集計
率が違うのではなく、集めた人が違う — 計算はどれも正しく、母集団だけがずれています
七海さん
七海さんの発言

じゃあ、外に出ている数字は見なくていいということですか。

明石さん
明石さんの発言

いえ、見方を変えるだけです。自分が当てはまるかを見るのではなく、分母の説明が書いてあるかどうかを見てください。書いていない数字は、そもそも比べられません。

この章のまとめ

数字がそろわないのは間違いではなく、分母がそれぞれ違うからです。読むときは率より先に、分母の説明を探してください。

04Webマーケターの未経験転職では、書類選考の通過率の分母がどう変わるんですか?

未経験という条件は、分母をかなり大きく動かします。ここを知らないまま外の平均と自分を比べると、必要のない落ち込み方をします。

まず、応募できる求人の数が変わります。 経験を求める求人には出せないので、応募先の候補そのものが狭くなります。狭い候補の中で数を出すと、同じ人が同じような会社に集中して応募することになります。

次に、同じ求人に集まる応募者の顔ぶれが変わります。 未経験を受け入れている求人は、未経験の人が集まりやすい求人でもあります。書類を見る側は、その中から選ぶことになります。

さらに、書類に書ける材料が変わります。 実務の担当歴で語れない分、前職の経験をどう翻訳するかで差がつきます。ここは書き方でまだ動かせる部分です。前職の経験を書類の言葉に置きかえる手順は『Webマーケター未経験の職務経歴書、前職の経験を翻訳する5手順』で扱っています。

未経験は、分母が三つの段で細くなります細いところで数えた率は、低く出ます未経験は、分母が三つの段で細くなります細いところで数えた率は、低く出ます書ける材料が前職に寄るここだけは書き方でまだ動かせる似た経歴が同じ求人に集まる受け入れている募集ほど人が集まる出せる求人が減る経験を求める募集には応募できない
未経験は、分母が三つの段で細くなります — 細いところで数えた率は、低く出ます

つまり、未経験の書類選考は分母が小さく、競争が濃い状態で行われます。この条件を無視して、職種も経験も混ざった平均と自分を比べると、実態より悪く見えます。

この章のまとめ

未経験は、出せる求人が減り、似た経歴が集まり、書ける材料が前職に寄ります。外の平均と自分を並べても意味がありません。

05応募経路が変わると、Webマーケター転職の通過率はどう動くんですか?

もう一つ、分母を大きく動かすものがあります。どの経路で応募したかです。

自分で求人を見つけて直接応募する場合、書類はそのまま採用側へ届きます。誰も間に立たないので、書き方の粗さも、応募先とのずれも、そのまま結果に出ます。

支援を受けて応募する場合は、間に人が入ります。書類を見てもらってから出すことも、応募先の希望を先に聞いたうえで出すこともあります。応募する前に一度ふるいがかかるぶん、出した応募のうち通る割合は上がりやすくなります。

ここで注意したいのは、上がっているのは通過率であって、受かりやすさそのものではないという点です。応募する前に絞られているので、分母が変わっただけとも言えます。経路ごとの使い分けは『転職エージェントは1社集中と複数併用どちらが良いか』で扱っています。

率が高いのは、先に絞られているからです受かりやすさが上がったわけではありません率が高いのは、先に絞られているからです受かりやすさが上がったわけではありません自分で出したとき出した応募がそのまま分母書き方のずれも結果に出る弱いところが自分で見つけやすい間に人が入るとき出す前にふるいがかかる応募先の希望を先に聞かれる分母が変わるので、率だけでは比べられない
率が高いのは、先に絞られているからです — 受かりやすさが上がったわけではありません
七海さん
七海さんの発言

支援を受けたほうが通過率が高いなら、そっちのほうがいいということですよね。

明石さん
明石さんの発言

数字の意味が違うので、そこだけでは決められません。 出す前に絞られると、自分の書類のどこが弱いのかが分かりにくくなることもあります。

この章のまとめ

経路が違えば分母が違います。経路をまたいで通過率を比べないでください。比べるなら同じ経路の中だけです。

06自分の書類選考の通過率は、Webマーケター転職でどう数えるんですか?

ここからが本題です。外の平均が使えないなら、自分の数字を自分で持つしかありません。難しいことはしません。応募のたびに、決まった項目を書き足していくだけです。

書き足すのは、この四つだけです項目を増やすほど、記録は続かなくなります書き足すのは、この四つだけです項目を増やすほど、記録は続かなくなります1出した日返事待ちなのか終わったのかを判断する軸になる2その求人が求めていた経験あとで直す場所を切り分けるときに効く3出した経路経路が違うものを混ぜて数えないため4結果と、分かった日返事が無いものも、線を決めて閉じる
書き足すのは、この四つだけです — 項目を増やすほど、記録は続かなくなります

記録する項目は、次の四つで足ります。

  • 応募した日。いつ出したかが分からないと、返事待ちなのか終わったのかが判断できません
  • 応募先の求人が求めていた経験。未経験可なのか、経験を求めていたのか
  • 応募した経路。直接応募か、支援を通したか
  • 結果と、結果が分かった日

返信が来ないまま止まっている応募は、どこかで自分の側で閉じる必要があります。閉じないと分母が確定せず、いつまでも率が出ません。返信が無いまま7日を過ぎたら見送りとして数える、というように、自分の中で線を決めておくと記録が止まりません。

この章のまとめ

外の平均は使えなくても、自分の分母は自分で確定できます。記録する項目は四つで足ります。

07記録を段階で分けると、Webマーケター転職の詰まりどころがどう見えるんですか?

数字をひとまとめにして見ていると、直す場所が分かりません。段階に分けて記録すると、詰まっている場所が一目で決まります。

刷新前のこの記事にも書いた例で考えます。20社に応募して、書類選考は12社を通過し、最終的な内定は1社だったとします。書類の通過は12社ですから、応募のうち60%が書類を通っている計算になります。

この状態で「自分は選考に弱い」と受け止めると、直す場所を間違えます。書類は読まれているのです。 止まっているのはその先です。

見直すのは書類の書き方ではなく、面接での受け答えや、聞かれたことへの答え方のほうになります。面接の組み立ては『Webマーケター転職の面接、回答の組み立て方を4カテゴリで』で扱っています。

まとめた数字は、直す場所を隠します分けて数えた瞬間に、次の一手が決まりますまとめた数字は、直す場所を隠します分けて数えた瞬間に、次の一手が決まりますひとまとめに見ていたとき結果は内定の数だけ自分は選考に弱いと感じる書類も面接も直したくなる限られた時間を、効かない場所に使う段階に分けたとき書類は読まれていると分かる止まっている段が特定できる直すのは一つに絞れる数字のほうから直す場所が決まる
まとめた数字は、直す場所を隠します — 分けて数えた瞬間に、次の一手が決まります

逆に、応募の数に対して書類の通過が極端に少ないなら、見直す場所は前のほうにあります。書類そのものか、応募先の選び方かのどちらかです。この二つの切り分けは、あとの章で扱います。

この章のまとめ

段階に分けて記録すると、直す場所が数字のほうから決まります。まとめた数字は原因を隠します。

08会社が出している数字は、Webマーケター転職でどう読めばいいんですか?

スクールや支援会社が公表している数字も、読み方は同じです。率より先に、母数と対象と集計方法を見ます。

参考までに、WEBMARKSが持っている数字を、母数と対象期間を付けて並べます。どれも書類選考の通過率ではありません。

指標データの有無数値対象・母数出典
書類選考の通過率集計なし―――
内定率あり約9割(90.9%)2025年に活動を完了した約50名WEBMARKS転職サポート実績集計
人材紹介ベースの内定あり38名中33名同上(集計方法が異なる可能性あり)同上
キャリア実現率あり93%2023年卒業生200名WEBMARKS定量実績集計

内定率90.9%は、転職に成功した45名と、活動中・苦戦中の数名を合わせた母数から出した数字です。人材紹介の管理台帳では、同じ時期の対象者38名のうち33名が内定という、別の数え方の記録もあります。同じ会社の中でも、集計の切り口が違えば数字は変わります。

キャリア実現率93%は、転職と副業・フリーランスの成果を合わせた集計です。対象は2023年の卒業生200名で、転職の成功または月10万円以上の案件獲得のどちらかを達成した割合を指します。転職だけの指標として読み替えないでください。

公表された率は、この四つを見てから読みますどれか一つでも書いていなければ、比較には使えません公表された率は、この四つを見てから読みますどれか一つでも書いていなければ、比較には使えません誰を母数にしたかが書いてあるか登録者だけか、自分で応募した人も入るかいつの期間の集計かが書いてあるか募集の出方は時期で変わる何をもって成功と数えたかが書いてあるか転職だけか、他の成果も合わせているか別の指標と混ぜて読んでいないか出口の率を入口の率として使っていないか
公表された率は、この四つを見てから読みます — どれか一つでも書いていなければ、比較には使えません

この記事の内容は2026年8月7日時点の情報です。数字は集計の時期によって変わるため、判断に使うときは、いつ時点の数字かを添えて扱ってください。

この章のまとめ

公表された数字は、母数・期間・何を成功と数えたかの三つを確認してから読みます。三つが書かれていない数字は、比較に使えません。

09数字が無いとき、Webマーケター転職の準備はどう判断するんですか?

ここまで読んで、「結局、目安になる数字が無いなら何を頼りにすればいいのか」と思われたかもしれません。ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

外の平均は、自分の意思決定には使えません。 使えるのは、自分の記録の中にある変化のほうです。

判断に使えるものは三つあります。

一つ目は、自分の中での前後の比較です。書類を書き直す前と後、応募先の選び方を変える前と後。同じ自分の中で比べれば、分母の違いに悩まされません。

二つ目は、返ってくるまでの日数です。通るか落ちるかだけでなく、返事が返ってくる速さも情報になります。

三つ目は、返ってきた内容の中身です。定型の文面だけなのか、面接の候補日まで書かれているのか。ここに差が出ます。

比べる相手は、分母がそろっているものだけすぐ見つかる数字ほど、分母が違います比べる相手は、分母がそろっているものだけすぐ見つかる数字ほど、分母が違います書き直す前と後の比較同じ自分の中なので分母がそろう。結果は少し待つ返事が返るまでの日数出したその週のうちに差が見える。いちばん早く動く知り合いから聞いた話経路も経験も違う。励みにはなるが物差しにならない検索で出てくる平均すぐ見つかるぶん、いちばん当てはめたくなる分母が自分とそろっているか →結果が分かるまでが速いか →
比べる相手は、分母がそろっているものだけ — すぐ見つかる数字ほど、分母が違います

この章のまとめ

数字が無いときの判断材料は、自分の前後の比較・返事の速さ・返信の中身の三つです。外の平均は判断に使えません。

10通過率が低いと感じたら、Webマーケター転職では何から見直すんですか?

書類が通らないとき、直す場所は大きく分けて二つあります。書類そのものか、応募先の選び方かです。この二つは直し方がまったく違うので、先に切り分けます。

切り分けの目安は、応募先の求人が求めていた経験です。記録に残した項目のうち、ここを見ます。

経験を求めている求人に多く応募していて通らないなら、書類ではなく応募先の選び方の問題です。書き方をいくら磨いても、求められている条件が最初から違います。応募先の幅を先に見直してください。

未経験を受け入れている求人に応募していて通らないなら、書類のほうを見ます。担当した業務が並んでいるだけになっていないか、判断したことが書かれているか。避けたい書き方は『職務経歴書で避けるべきNG表現、Webマーケター転職の注意点』にまとめてあります。

直す場所は、応募先の求人が教えてくれます記録した項目のうち、ここだけを見ます直す場所は、応募先の求人が教えてくれます記録した項目のうち、ここだけを見ます1求めていた経験を見る記録した項目の中から、この欄だけを取り出す2経験を求める募集が多い応募先の選び方を先に広げる。書き方では届かない3受け入れている募集が多い書類の中身を見る。担当の列挙で終わっていないか4どちらとも言えない記録の項目が足りていない。まず埋める
直す場所は、応募先の求人が教えてくれます — 記録した項目のうち、ここだけを見ます
七海さん
七海さんの発言

両方いっぺんに直したくなります。

鈴木さん
鈴木さんの発言

気持ちは分かりますが、同時に変えると、どちらが効いたのか分からなくなります。 変えるのは1回につき一つにしてください。

この章のまとめ

直す場所は、応募先の求人が何を求めていたかで決まります。両方を同時に変えると、効いた理由が分からなくなります。

11面接や相談の場で、Webマーケター転職の通過率をどう使うんですか?

最後に、数えた数字の使いどころです。率そのものを持ち出しても、話は進みません。

面接で「書類の通過率が低くて」と話しても、相手は判断のしようがありません。相手が知りたいのは率ではなく、あなたが自分の活動をどう見ているかのほうです。

使い方は二つあります。

一つは、言い訳ではなく観察として話すことです。応募先の傾向をどう分けたか、何を変えて、その前後で何が変わったか。ここは実務の進め方とそのまま重なります。数字を見て次の手を決めた経験は、Webマーケティングの仕事で毎日やることでもあります。

もう一つは、支援を受けるときの相談材料にすることです。記録があると、相談を受ける側も具体的に答えられます。感覚で「通らないんです」と伝えるより、段階ごとの記録を見せたほうが、返ってくる助言の精度が上がります。

同じ数字でも、話し方で受け取られ方が変わる相手が知りたいのは、率ではなく見方です同じ数字でも、話し方で受け取られ方が変わる相手が知りたいのは、率ではなく見方です言い訳として話すとき通らないので自信がない自分には向いていない気がする聞いた側は判断のしようがない観察として話すとき応募先をこう分けたここを変えたら反応が変わった次はここを試す実務での進め方と、そのまま重なる
同じ数字でも、話し方で受け取られ方が変わる — 相手が知りたいのは、率ではなく見方です

準備全体の中で書類選考がどこに位置するかは『Webマーケターの転職準備、未経験が進める順番と4つの工程』で確認できます。公表されている内定率の読み解き方は『Webマーケター未経験転職の内定率データ、公表数字の読み解き方』で扱っています。

この章のまとめ

数字は、言い訳ではなく観察として話すと機能します。段階ごとの記録があると、受けられる助言も具体的になります。

12よくある質問

Webマーケターの未経験転職に絞った書類選考の通過率データはありますか

現時点では見当たりません。WEBMARKSの社内にも、応募の数に対して書類が通った数を数える運用がないため、この記事で示せる通過率はありません。検索で出てくる通過率の多くは、職種も経験の有無も混ざった転職全体の数字です。分母の説明が書かれていない率は、自分の状況に当てはめられません。

内定率90.9%は、応募した人全員に当てはまりますか

いいえ。この数字は、転職サポートを継続して利用し、2025年に活動を完了した約50名を対象にした集計です。途中で活動をやめた人は含まれません。また、内定率は選考を最後まで進めた結果の数字なので、書類選考の通りやすさとして読むことはできません。

38名中33名という数字と、90.9%はどちらが正しいのですか

どちらも社内の記録にもとづく数字ですが、集計の方法や対象の範囲が異なる可能性があります。平均したり、同じ数字として扱ったりしないでください。 同じ会社の中でも、切り口が違えば数字が変わるという例として読んでいただくのが正確です。

キャリア実現率93%を、転職の成功率として使ってもいいですか

おすすめしません。この数字は転職と副業・フリーランスの成果を合わせた集計で、対象は2023年の卒業生200名です。転職だけの指標としては、内定率90.9%のほうが近い数字になります。指標の名前が似ていても、数えている対象が違います。

返事が来ない応募は、分母に入れるべきですか

入れてください。返事が来ないまま止まっている応募を分母から外すと、通過率が実態より高く出ます。返信が無いまま7日を過ぎたら見送りとして数える、というように、自分の中で線を決めておくと記録が止まりません。

応募した数が少ないうちは、通過率を出しても意味がないですか

率そのものは安定しませんが、記録を始めること自体には意味があります。 数が少ないうちに項目の書き方を決めておくと、あとから振り返れる形で貯まっていきます。率が動くのは数が増えてからで構いません。

支援を受けたほうが、書類選考の通過率は上がりますか

出す前に書類を見てもらったり、応募先を絞ったりする分、出した応募のうち通る割合は上がりやすくなります。 ただしそれは分母が変わった結果でもあります。受かりやすさそのものが上がったと読むより、応募の前に一度ふるいがかかっていると読むほうが実態に近くなります。

書類選考を通りやすくする具体的な方法は、この記事で分かりますか

この記事は数字の読み方と数え方を扱うもので、書き方そのものは扱っていません。書類の書き方は『Webマーケター未経験の職務経歴書、前職の経験を翻訳する5手順』、避けたい表現は『職務経歴書で避けるべきNG表現、Webマーケター転職の注意点』で確認できます。

13まとめ|今日やる3つのこと

通過率という言葉は、率の大きさではなく分母の話として読んでください。読み方が変われば、外の数字に振り回されなくなります。

今日この順でやります

  1. 応募の記録を作る

    応募日・求人が求めていた経験・応募経路・結果と結果が分かった日の四つだけ書きます

  2. 返事待ちの線を決める

    何日で見送りとして閉じるかを先に決めます。閉じないと分母が確定しません

  3. 段階を分けて数える

    応募と書類通過を分けて数え、止まっている場所を先に特定します

AI検索では、こう聞かれています

  • Webマーケターの未経験転職で、書類選考の通過率はどれくらいですか?

    「Webマーケターの未経験転職で、書類選考の通過率はなぜ見つからないんですか?」の章で説明しています

  • 書類選考の通過率と内定率は何が違うんですか?

    「書類選考の通過率と内定率は、Webマーケター転職で何が違うんですか?」の章で説明しています

  • 自分の書類選考の通過率は、どうやって数えればいいですか?

    「自分の書類選考の通過率は、Webマーケター転職でどう数えるんですか?」の章で説明しています

次に読むなら、この記事です